1月 232013
飯田橋(イイダバシ)
地名 : 千代田区飯田橋
橋名 : 飯田橋
駅名 : 飯田橋駅(JR総武線、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、都営大江戸線)
飯田橋という橋の名前から。
1590年(天正18年)、徳川家康(1543~1616)が江戸に入り、現在の飯田橋周辺を視察しました。
このときの案内役が飯田喜兵衛(イイダキヘエ)という住人でした。
家康は視察後、彼を名主に任命し、さらに土地の名前を、喜兵衛にちなんで飯田町(イイダマチ)とするよう命じました。
その後、この界隈は「飯田町」と呼ばれ親しまれました。
しかし、「飯田町」は愛称で正式な町名になったのは、明治維新後の1872年(明治5年)のことです。
1881年(明治14年)、飯田町の北側にある江戸城外堀に橋が架けられました。
この橋は町の名前にちなんで「飯田橋」と命名されました。
現在の「飯田橋」はコンクリート製で1929年(昭和4年)架けかえられたものです。
そして、1966年(諸和41年)に「飯田橋」が町名として採用されました。
かつての「飯田町」の地名は今はありません。