11月 302011
葛飾(カツシカ)
区名
諸説ありますが、由来は不明のようです。
葛飾とはもともと下総国葛飾郡一帯の広大な地の総称だったそうです。
現在というところの
北を、埼玉県北葛飾郡
西を、東京都葛飾区や墨田区・江東区の東部
東を、茨城県古河市
南を、江戸川区や浦安市
付近とする一帯だったそうです。
万葉集にその名がみられるように、古くからその名は知られていますが、いつどこで発生した名なのかも定かではありません。
説としては、
①葛飾の「かつ」は、カテ、カトと同義で「崖」または「丘陵」を指し、「しか」はスカと同義で「砂州」であるとし、利根川(江戸川)の右岸低地と左岸台地を表したもの。
②南洋系の民族によって付けられた名前で〝狩場の方〟を意味するという。
③葛飾は葦葭の生い茂る原で、葛(くず・かずら)の繁茂していたことにちなむ「葛繁」が語源。
などがあります。
[…] 区名でもある葛飾の元になる葛飾郡ですが、その由来は不明です。 (葛飾の記事をご参照ください。) […]